1.3番議員 佐藤明孝
(1)学校跡地利活用の早期実現について
学校跡地利活用問題については、検討委員会が組織され、同委員会による会合が既に4回開催されております。令和4年4月15日に開催された折には、回答を頂いた586名のアンケート結果が公表され、その他にも委員会に関する内容、今後のスケジュール等が述べられております。
ここで当局に対し、次の点を質問します。
①アンケートの回答結果は様々です。アンケート結果を有効活用するために、当局はこれらの回答をどの様に捉え、どの様な方針、方策を考えているか。
②先に当局に提出した提言書の回答で、担当課より、令和4年秋頃には利活用方針を示すと述べられているが、同時期は検討委員の改選時期に合致している。方針が決まる重要な時期に委員の顔ぶれが変わってしまうが、今までの検討事項はきちんと引き継がれていくのか。
2.5番議員 川岸和花子
(1)森町観光振興におけるトイレ整備について
第9次森町総合計画のまちづくり基本目標である活力・情報発信「交流がさかんでにぎわう町」を目指して、町の良さを活かし、観光交流人口を増やして人の輪を広げる目的で質問いたします。
遠州の小京都まちづくり基本計画の環境づくりの面からもトイレの整備は優先度を高く考えておられるとされています。きれいで使いやすいトイレは町の印象を決める大切な要素であると思いますが、現状の町内の各公衆トイレはきれいに清掃され管理されてはいますが、古く感じる上に実際に壁や扉が傷んでおり、明るさや広さが無くて暗く、町のイメージダウンにつながっていると感じます。
そこで以下の質問をします。
①主に観光で利用する目的のトイレや、駅に併設されているトイレの築年数はどれぐらいでしょうか。
②観光者が利用するであろう古いトイレの完全刷新計画は考えていますか。
③新しいトイレ箇所の増設や、トイレを含めた休憩所、駐車場を含む安らげる空間づくりの計画などはありますか。
3.6番議員 岡戸章夫
(1)大規模公園整備の可能性は
従来より、子育て世代から大規模公園の建設整備を望む声があり、先に行われた「森町を語る会」においても同様の意見が出されていた。町の答弁として、「新たな大規模公園整備は、子育て支援、地域コミュニティ向上、魅力発信、防災面等のさまざまな観点から、町全体における公園の配置、必要性等を考慮して検討していきたいと考えている」と、期待を持たせる内容ととれるが、第9次森町総合計画の期内に実現、もしくは着手の意欲はあるか伺う。
(2)電動シニアカー購入の助成制度について
SDGsの考えのもと、町長からも誰一人取り残さないまちづくりを目指したいとの所信表明があったかと思う。森町では、交通の足として、町営バスの整備や、通学環境の整備、運転経歴証明書交付手数料の助成、公共交通利用権の助成、さらには電動アシスト自転車購入への助成金も始まり、幅広い支援がされているが、高齢者が利用される電動シニアカーへの助成も必要と考える。
免許証を返納された高齢者の方たちの多くは、車に乗れなくなったことにより、家に籠ることが多くなり、心身ともに老いが早まると聞いている。そこで自動車の代替として、電動シニアカーを利用することにより、今一度社会に出て、お達者な生活ができるよう、助成金制度を設けられないか伺う。
4.11番議員 西田彰
(1) 森町における発達障害児等の現状把握と、東遠学園が森町に開設予定の第4“めばえ”の進捗状況について
子供を授かり喜びと不安、安心して子育てをするうえで、行政の果たす役割は非常に重要と考えます。特に発達障害等が見られる子供さんを育てる親御さんにとって、相談窓口の適切な対応が求められており、さらには、成長に伴い保育環境の選択にもぶつからなければなりません。一般保育、幼稚園に通えないとなると、障害児者通所施設へとなり、親御さんの負担は大きなものになります。森町の障害児者保育、学び環境は、3市1町運営の東遠学園に長く依存してきたことから、当事者意識に欠ける部分があるのではないでしょうか。
伺います。
①発達障害児者等の現状把握と、その対応はどのようになっているか。
②森町での第4“めばえ”開設の進捗状況はどうなっているか。
(2)小、中学校の女子トイレへの生理用品の設置について
ジェンダー平等が言われています。男女雇用機会均等法、男女共同参画推進が求められて久しいわけですが、一向にその格差は縮小したと言えるものではありません。今回の質問は、ジェンダー平等とふりかぶったものではなく、思春期の女子児童、生徒に共通する女子ならではの悩み(全ての児童、生徒とは限らないが。)に学校での生理で困っていないかと考えたときに、すでに全国では、かなりの高校を含め、小、中学校でトイレへの生理用品の設置が進んでいると聞きました。利用した児童、生徒からは“心配ごとが減り、安心する。”と、感想が寄せられているとのことです。
伺います。
①トイレへの生理用品の設置を進めるべきだがどうか。
5.1番議員 増田恭子
(1)文化財保存活用地区計画について
平成31年4月に施行された改正文化財保護法において創設された文化財保存活用計画では、現状、地域の貴重な文化財の維持が難しくなっていることなどを踏まえ、自治体に対して地域ぐるみで文化財を保存活用するための今後の方向性や、取り組むべき事項を内容とした基本的なアクションプラン制度の策定を促した。
これを受けて、静岡県は令和2年3月に県文化財保存活用大綱を制定し、市町に大綱を踏まえた地域計画の策定を促した。
そこで、次の点について伺う。
①森町では、文化財保存活用地域計画の策定に取り組んでいるか。
②文化庁の指針の中に、「地域計画策定の際は、協議会を設置して、多様な意見を踏まえることが望ましい。」とあるが、協議会の設置や策定までのスケジュールをどのように考えているか。
③ふじのくに文化財保存活用推進団体の認定取得団体が森町に何団体あるか。
(2)旧藤江勝太郎邸について
遠州の小京都リノベーション推進計画のモデルケースとしていくと聞いているが、現在の進捗を具体的に伺う。