第一常任委員会
3月24日、第一常任委員会は町長へ提言書を提出しました。
提言の内容は以下の通りです。
森町議会では、人口減少問題対策をテーマに、住民の皆様から多くのご意見・ご要望をいただいてまいりました。
今年度は、町内会長の皆さまから、町内会活動を行う上での組織運営の問題点等についてご意見をいただきました。
つきましては、第一常任委員会で調査・研究の上、ご意見を取りまとめたので、町政に反映していただきますよう提言します。
- 学校再編に伴い課題となる通学方法は、何よりも児童・生徒及び保護者目線で検討し、精神的・体力的負担軽減を図ること。
- 学校、工場跡地利用は喫緊の課題である。地域振興の観点から、地域住民、地域団体等広く意見を聞き、速やかに利活用方針を示すこと。
- 地球温暖化に伴う風水害は、過去に例を見ない被害をもたらしていることから、河川出水率や避難所指定箇所等、風水害に対する防災対策を図ること。
- 国は地方におけるコンパクトシティ構想を打ち出しているが、地域コミュニティの維持は何よりも重要である。よって、様々な観点から調査、研究すること。
- 富士の国のフロンティアを拓く取組事業の効果、検証と今後の事業推進計画を町民に伝わるよう広報すること。
- 町の各種委員会の性質を見極め、町内会長への充て職削減を図ること。
- 町内会の再編、統合等に係る町への相談にあっては、課題の洗い出し、事例等の調査など相互に協力して対策を講じること。
第二常任委員会
3月24日、第二常任委員会は町長へ提言書を提出しました。
提言の内容は以下の通りです。
森町議会では、人口減少問題対策をテーマに、住民の皆様から多くのご意見・ご要望をいただいてまいりました。
今年度は、町内会長の皆さまから、町内会活動を行う上での組織運営の問題点等についてご意見をいただきました。
つきましては、第一常任委員会で調査・研究の上、ご意見を取りまとめたので、町政に反映していただきますよう提言します。
<建設課>
各町内会で、環境美化活動を実施しているが、高齢化や人口減少により困難となっている。特に、町内会で実施している草刈り作業について、支援の充実が必要と考える。
- リバーフレンド、アダプトロード、レールフレンドなど制度の周知徹底をするとともに、各制度に対する補助額の上乗せ等、持続可能な方法や新たな制度を検討すること
町内会による環境美化活動について
- 草刈り用の機械を貸し出し対応する(内規の基準を設ける)
- 道路脇の草刈りは、手(機会)の届く範囲とする
- 防草シートや除草剤の支援制度を設ける(適正場所)
<産業課>
1.荒廃農地の減少対策
グローバル化、少子高齢化等、日本の農業形態が変化する中、土地利用の自由度を上げ、新たな価値を生むことが求められる。
農業実績の無い農地や、農業に不向きな農地は、非農地化を速やかに進めること
2.有害鳥獣対策
野生動物の餌場や、住み家をなくすための地域の環境改善、対象動物の行動特性を考慮した柵の設置、加害個体に絞った適切な駆除等の総合対策が提案されるようになった。
しかし、野生動物の行動特性を正しく理解していないことから、現場において、いまだに捕獲中心の対策や、間違った被害対策を実施してしまうことも多い。正しい対策を普及させるため、野生動物による農作物被害対策として次の対策を推進すること
- 鳥獣被害対策実施隊の設置をし、集落を動物が出にくい環境にする(荒廃地を無くして、獣が住みにくくする)と共に民家に対する対策の拡充を図る
- 電気柵、ワイヤーメッシュ等、購入補助金の限度額を上げ、有効な使用方法を普及する
- 加害個体を捕獲する(数にとらわれず被害を減らすための捕獲をする)
<定住推進課>
人口減少、空き家・空き地の増加は近年急速に進み、今後さらに進む予測がされており、早急な対策が必要である。特に移住定住の推進を目的とする定住推進課の役割は重要で、これまで以上に大胆な施策を展開するよう求める
- 空き家・空き地利用を推進するため、増改築、新築、土地購入に対する補助制度を新たに設けること
- 地域おこし協力隊員を増員し、森町のPRをさらに行い、空き家の利用やゲストハウス、農家民泊制度の推進を図ること
- 農地付空き家については、一定の特例措置を設け、農家資格無しでも取得できるようにすること